こんにちは、夫婦で世界一周中のじゅんです。
最近の世界一周中の方のブログを読むと、
コロナウイルスのせいでアジア人差別をされてしまっている旅人が多く見られます。
これは本当に悲しいことで、
世界一周に戻りたい気持ちと、今は行けないな、という悲しい気持ちが出てしまいます。
世の中には差別がまだまだ蔓延しています。
ただいま10位!!
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*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
↓ここからは2018年6月のキルギスの記録です。
キルギスの都市ボコンバエバを拠点に観光をしているぼく達。
今日は楽しみにしていたユルタ泊!
しかし肝心のユルタ泊の前に、このお話をしなければなりません。
イシククル湖周遊ルート図は→〈こちら〉
1KGS(キルギス・ソム)=約1.6円
(2018年 6月)
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目次
1. ボコンバエバからトン村へ
2. トン村アドベンチャーの始まり
1. ボコンバエバからトン村へ
さて、今日は〈以前〉ここボコンバエバで予約していた、
トン村という村でのユルタ泊の日です。
ユルタというのはモンゴルで言うところのゲル。
ぼく達が予約したCBT(インフォメーションセンター)で、ゲルキャンプまでのタクシーも予約出来たんですが、
1台250ソム(約400円)とのことで少し高め。
なので、マルシュルートカを使ってトン村まで行き、自力で歩いて行こうということになりました。
マルシュルートカに乗ったのは、お馴染みのこちら。
CBTの前の道です。
カラコル行きのマルシュルートカを見つけ「トン村まで行きたい」と伝えると、1人15ソム(約24円)で連れて行ってもらえました。
トン村からユルタキャンプまでは歩きで行かなければならないんですが、いやーやっぱりマルシュルートカを利用した方が安いですね。
では早速出発しましょう!
マルシュルートカに乗ってる最中、
可愛いヤギちゃん発見!
木の影からひょこっとこちらを見てる様がホントに可愛い!
木の影からひょこっとこちらを見てる様がホントに可愛い!
奥さんは、世界一周中一番可愛いヤギちゃんだとはしゃいでいました笑
あ〜可愛かったなあ。
という事で、トン村に到着。
ボコンバエバからトン村までは5kmほどだったので、5分ほどで着きました。
いや〜楽勝 楽勝!
と思っていたんですよね。
・・・しかし、この降ろしてもらった場所が悲劇の始まりだったのです
マルシュルートカを使ってぼく達が泊まるユルタキャンプに向かう正規ルートがこちら。
青の星印からBel-Tamユルタキャンプへ、3.4kmほど点線の道を歩いていきます。
正規ルートと言っている理由としては、車も通れるからですね。
※ユルタキャンプはいくつかあるため、あくまでぼく達のキャンプへのルートです。
しかし、実際に降ろされた所はこの赤い星印の場所。
正規ルートじゃないけど、
こっちの方が近くて良いじゃん!
と、Maps.meを信じて最短ルートを歩いて行く事にしました。
・・・・・
しかし、それは大きな間違いだったのです。
田舎だけど、緑が多くて良い村だな。
晴れてるから余計に気持ちいいね。
おお、キルギスで初めて幼稚園を見た。
こういう景色も現地の雰囲気を感じられて良いですね。
よし、ユルタキャンプにレッツゴー♪
「今からキャンプ場まで行きまーす\(^o^)/」
※これから先に起こる事を何も知らない2人
よし、ユルタキャンプにレッツゴー♪
「今からキャンプ場まで行きまーす\(^o^)/」
※これから先に起こる事を何も知らない2人
「右手に水2キロ、
左手にビール3キロ、
リュックは8.5キロ、
右ポッケに1.5キロ、
全部で15キロでぇ〜す!」
何言ってんだこいつ・・・
何言ってんだこいつ・・・
せっかく軽量化したのに、浮かれてビールの大ボトル2本も買って、
この後の辛さを知らないからこんなに笑顔でいられるんだよな。
そしてこれから、恐怖のアドベンチャーの始まりです。
歩いている途中に見つけたロバちゃん。
ロバって可愛いです。
同じ柵に羊ちゃんも!
キルギスでは動物に出会える機会が多くて嬉しいな。
田んぼの側道を進むぼく達。
田んぼの側道を進むぼく達。
のどかだなあ。
・・・っていうか、
だんだん道がボコボコしてきた。
この辺りから少し「変だな?」って気持ちが出てきてたんですよね。
一応Maps.meで道を確認。
ここから先は、地図上でも点線になってるんですよね。
でもMaps.me的には行けるらしい。
ホントか?
信じて良いのか?
でも・・・
信じて良いのか?
でも・・・
これは道と言えるのか?
田んぼの端のあぜ道を歩いていけと?
大丈夫なのか(;´Д`)?
でももう1キロ近く進んでしまったし、ここから戻ると結局5キロくらいかかるし・・・
もう行くしかない!!
2. トン村アドベンチャーの始まり
そしてMaps.meを信じて進み、途方に暮れるぼく達。
この地面の先は崖になっていました。
Maps.meよ。
これは何かの間違いだよな?
こんな道「行けるよ♪」って出さないよな?
崖を下り降りろって、鬼か?
でももう後戻り出来ないんです。
こっちの道ではあと1.5キロ。
戻ったら5キロ以上。
もう戻りたくても戻りづらい。
崖の先に行ける道を探し始めます。
ようやく見つけた少しなだらかな崖を下る道。
ようやく見つけた少しなだらかな崖を下る道。
いや、もうすでに「道」では無いです。
石がゴロゴロ落ちてるし、草をかき分けて歩かなければ前に進めません。
Maps.meよ、これは道ではない。
さっきの崖を下から見るとこんなに高いんです。
さっきの崖を下から見るとこんなに高いんです。
ここを平気で 行け♪というMaps.me、マジ鬼畜です。
ヘトヘトになりながら崖を下ると、
ヘトヘトになりながら崖を下ると、
ようやく道っぽい所にでました。
ああ、光明が見えてきた・・・!
僥倖( ;o;)!
そして一瞬で無くなる道。
何だこれ、なんの試練なんだ。
楽しいユルタ泊のはずが、
なんでこんなアドベンチャーやってるんだ!?
今冒険は求めて無いんだよ!泣
ドラクエじゃないんだからさ!
そしてそんなぼく達を待ち構えていたのは
沼・・・
もう、ダメだ。
もう行けない。
今日何度もそう思ってきたけど、沼は無理。
引き返そう。
引き返そう。
一応周りを見て、ホントにダメそうなら、引き返して正規ルートで行こう。
・・・あれ、行けそう。
・・・あれ、行けそう。
本当にこの気持ちの連続でした。
無理ならやめたいけど、引き返せない。
無理なら無理って言ってほしい。
行けそうなら行ってしまう。
多分ギャンブルと同じだよな。
やめたくても、いけそうだからやめられない。
挽回できそうだから続けてしまう。
挽回できそうだから続けてしまう。
こうやって泥沼にハマっていくんだよな、きっと。
って当時も考えながら歩いていました笑
(だから怖くてぼくはギャンブルは出来ないんです)
沼を抜け、イシククル湖沿いをトボトボと歩くぼく達。
沼を抜け、イシククル湖沿いをトボトボと歩くぼく達。
数日前、チョルポン・アタで見たイシククル湖とは、だいぶ気持ちが違うよな。
もう辛くて辛くて仕方がない。
15キロを背負い、
ちゃんと目的地に着くかも分からない道を進む怖さ。
だんだん天気も悪くなるし、
浮かれて買ったビールのせいで指の感覚も無くなってくるし、
タクシーで行けばよかったと何度も考えてしまいます。
沼ゾーンを抜けても謎の道。
車のタイヤ跡があるだけ希望が見えます。
長い。
長い。
まだ着かない。
いや、ホントに着くのか?
もう景色を見る余裕も無くなってきます。
奥さんが記録用に一応写真を撮ってくれていて良かった。
ぼくならそんな余裕はありません。
ようやく民家が見えてきました。
ようやく民家が見えてきました。
あ!!
民家があるーー!!
んんんんんん???
いや、ヤバイ。
イヌいるやん。
モンゴルで300m以上先から、すごい剣幕で番犬に追いかけられた日の記憶が呼び起こされました。
モンゴルで番犬に追いかけられた
記事は→〈こちら〉
遊牧民って番犬を飼ってるんですよ。
キルギスのユルタも例外では無かったようで、
犬がぼく達を見つけると、ウ〜ウ〜とうなり始めます。
ああ・・・近寄ってきた。
ゥワン!ゥワン!
・・・怖い。
・・・怖い。
でも・・・
もう引き返せない。
もう無理。
沼を引き返し、崖を登り、田んぼを戻るのはもう無理!!
大声と、大げさに手を振りかぶり、
番犬を威嚇しながら少しづつ道を進みます。
泣きそう笑
番犬から逃げるようにゆっくりと進んで行くと・・・
番犬から逃げるようにゆっくりと進んで行くと・・・
あ・・・
あれはユルタ・・・?
もしかして着いた・・・?
うわーーーん!!
感動( ;o;)!!
2.6km。
もし平坦な道なら、奥さんなら9分弱で走れる距離を、
1時間半アドベンチャーしてようやく到着。
大変だった〜:(´◦ω◦`):
到着して予約してることを伝えると、
荷物を持って案内してくれるスタッフ。
手の感覚が無くなりかけてたから、物凄くありがたい!!
せっかく念願のユルタに到着したのに、雨も降り始め、気温も下がり、
せっかく念願のユルタに到着したのに、雨も降り始め、気温も下がり、
毛布に包まる疲れた僕達なのでした。
今考えると、これ以上遅く来ていたり、後戻りしていたら雨に振られていたんだなと思い恐ろしいです。
今考えると、これ以上遅く来ていたり、後戻りしていたら雨に振られていたんだなと思い恐ろしいです。
最安の旅はぼく達の誇りでもあるけど、
最安=最高では無いという事が分かった移動でした。
次の記事では、ちゃんとユルタ泊のお話をしますねー!!
次の記事では、ちゃんとユルタ泊のお話をしますねー!!
(というか、させてくれ)
みなさん、目的地にはせめて正規ルートで行きましょう。
そして、Maps.meを信じすぎないように!!
みなさん、目的地にはせめて正規ルートで行きましょう。
そして、Maps.meを信じすぎないように!!
コメント
コメント一覧
最安値=最高ではないというのは同感です。旅は難しい判断も結構ありますよね。
ドラクエが出たので毒の沼地を歩いている感じかな?と思った直後に沼の写真が出てきてびっくりしましまた。maps.meは、現在地と目的地を線で結ぶだけ?
差別の内容もかなりひどく、暴力の被害も出ているようです。
そんなことでは、周りの国や人からの信用も無くなってしまいますよね。
もちろん一部の人間の話でしょうが、とても悲しい話です。
ぼく達が最安値で行きたいと考える理由は、ただ単にお金のためではありません。
世界一周者が増えている中、他の方との差を感じたいのかもしれません。
つまり自己満ですが笑
危険だと思えばお金は出すし、現地の方が困るような無理な値引きもしないようにしていますが、確かに判断が難しくて「あれ?ボラれてる?」と感じる時もありますね。
毒の沼!懐かしい!
では民家から出てきた番犬はモンスターですね!もう少しドラクエ寄りにした書き方でも良かったかも笑
Maps.me、助けられることも多々ありますが、今回のように裏切られることも...
基本的には歩ける道を表示しているはずですが、まあ世界中となると難しいのかもしれませんね。無料で使ってるので文句は言えません笑
仰る通りです。そして一度失った信用は、何なら二度と戻りません。巡り巡って自国に跳ね返り、自分も困る事になります。
私は花粉症と気管支炎のダブルパンチで、くしゃみや咳が出るので世間の視線が怖いです。気管支拡張の錠剤を処方してもらったのですが、病院の玄関で受け渡し&支払いをしました。掛かり付け医なのと事前に電話したからなんですが、待ち時間ゼロなのでこれはこれでアリかなと思います。
今回のユルタ泊ですが、一日ユルタでのんびり過ごして遊牧民の生活を体験する感じですか?次の記事も楽しみにしています。
そうですね。まあそうやって差別を平気でする人は、その後のことなんて何も考えていないんでしょうけど。
花粉症と気管支炎...それは辛いですね。
玄関でもらえるのは便利ですね笑
余計な心配が減るし、時間短縮ができてアリだと思います。
このユルタ泊、らいらさんが期待されるような感じでは無いかもしれません笑
今書いてますので、お待ちいただけると幸いです。
2.6kmの知らない道のりはとても不安でした。途中で崖が出てきたりした時はもうたどりつけないかもと絶望しましたね。
この時の話は今でも夫婦で思い出します。たどり着けたので、笑い話になってはいますが、、笑
キャリーケースは1つ前の街の宿で預かってもらっていました。数泊だけ別の街に行き、また戻ってくるような時はわりとこの手段を使います。
少しスーツケースが心配ですが、とても楽になるので助かります。