こんにちは、夫婦で世界一周中のじゅんです。
現在はモーリタニアに到着しました!
今日も元気にリアルタイム記事を書かせてもらいます!
その人の解釈による!
としか言えません。
リアルタイム記事でした( ´_ゝ`)ノ
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昨日は、西サハラに到着したよ!
ってリアルタイムを書きましたが、
奥さんと2人で西サハラのことを調べて行くうちに、どんどん面白くなっていったのでもう少しだけお話させてください。
学校で習う地図や、一般的な世界地図で、
色が付いていなかったり、他国とは違う色付けをされている事が多い西サハラ。
それはすごく微妙で複雑な情勢からきてるものだと考えています。
ざっくりした西サハラの歴史ですが・・・
・西サハラは以前スペインの保護領に置かれていた
↓
・モロッコは、緑の行進と呼ばれる西サハラへの大侵攻により、西サハラはおれのもんだ!と主張
↓
・マドリード協定によりスペインが領有権を放棄
↓
・西サハラの北部をモロッコ、南部をモーリタニアが領有
(モロッコは西サハラが欲しい!でもモーリタニアも負けちゃおれん!って状態)
↓
・西サハラの独立を目指す組織「ポリサリオ戦線」はサハラ・アラブ民主共和国の樹立を宣言!
(いやいや、モロッコもモーリタニアも勝手に領有すな!西サハラは独立するんじゃ!)
↓
・ポリサリオ戦線はモーリタニアから西サハラ南部を奪い返す(停戦協定)
↓
・モーリタニアは西サハラ領有権を放棄!
しかしモーリタニアが領有していた西サハラ南部を、ササッとモロッコが奪う!(ウザイ!)
↓
・モロッコvsポリサリオ戦線(西サハラ)の構図が出来上がる
↓
・アフリカ統一機構(現在のアフリカ連合)が、この独立問題をどうするか、住民投票で決めない!?と提案。モロッコも了承
↓
・しかしその後、アフリカ統一機構にサハラ・アラブ民主共和国が加盟
↓
・それが嫌だったモロッコはアフリカ統一機構を脱退(おいっ笑)。
住民投票がうやむやに・・・
↓
・その後、モロッコは再度住民投票を受け入れ、国連の仲介でモロッコとポリサリオ戦線(西サハラ)は停戦
↓
・しかし投票権を持つ「西サハラの住民」の定義が、
「スペイン領時代に住民登録を行っていた西サハラ人」が対象に。
当時、遊牧民や戦争の難民だった人々は、住民登録もままらない状況だった。
↓
・結局、第1回 西サハラは誰のもの!?住民投票ー!!・・・ができない!
延期に延期を重ねる(かれこれ30年)
↓
・現状西サハラを実質管理しているモロッコが、西サハラのインフラを整備し始める(こいつ…!)
↓
・モロッコがポリサリオ戦線からの侵攻を防ぐ「砂の壁」を作る
↓
・西サハラを東と西に分断するように作られた砂の壁。
ポリサリオ戦線は砂の壁より東側に封じ込められた(と想像)。
これにより、西サハラの西側はモロッコ管理の西サハラ、
東側はサハラ・アラブ民主共和国・・・しかし全体で西サハラと呼ぶ、というような複雑な状況になる
↓
・モロッコがアフリカ連合に再加盟を申請(まじかっ笑)
↓
・2017年 再加盟が通る(去年かよ笑)
↓
・モロッコvs西サハラの構図は未だ崩れず
という流れで現在に至っています。
※内容が複雑で全て理解しきれておらず、個人的な予想も入っていて間違いもあるかもしれませんのであしからず…
この歴史を単純な目で見ると、
モロッコ人はがめついな!
やはり3大ウザイ国なだけある!
と思ってしまいますが、どうなんでしょう。
そうそう、ぼくが言いたかったのは、
砂の壁から東はサハラ・アラブ民主共和国(未承認)、
西側は西サハラ(モロッコ統治下)だが、
全体を西サハラと呼んでいる複雑さが、地図のカテゴリ色を付けづらくさせている理由なのかと解釈しています。
ちなみにモロッコと西サハラは北アフリカ、
モーリタニアは西アフリカと呼ばれているので、モーリタニアが関わっていた時代はもっと複雑ですよねー。
そして、西サハラは国なの?って問いには・・・
その人の解釈による!
としか言えません。
ぼく達は、西サハラが完全にモロッコではないというところと、独立を目指しアフリカ連合に認められている、という点で
西サハラは、西サハラというひとつの国!
と考えます。
というように、西サハラが歴史的にどういう地域か色々調べていたところ、奥さんがおもしろい記事を見つけてくれました。
つい先日の2018年10月6〜7日、
日本で行われたアフリカ開発会議に、アフリカ連合が来日しました。
そのアフリカ連合の中に、西サハラが混ざっていたんです。
西サハラはアフリカ連合に加盟している。つまりアフリカ連合は西サハラを国として認めている。
(と思われる。)
だけど、日本としてはアフリカ連合は認めているけど、西サハラは国として認めていない。
だから西サハラを「招かれざる客」という表現にしているのでしょう。
ただ、日本も門前払いした訳ではなく、制限付きで西サハラの参加を許可したようです。
ここでもし門前払いでもしていて、西サハラと関係が悪化するような出来事でもあれば、
現在西サハラにいる日本人のぼく達は西サハラ国民から非難されていたんでしょうか?汗
まあモロッコ人と違って西サハラ人は基本良い人が多いので、暴力的なことにはならないと思いますが。
おもしろいけど、ちょっと不安にもなる出来事でした。
しかし、西サハラを自分の領土だと主張するモロッコと西サハラが、
以前行われた閣僚会議中に小競り合いになったという話は、ちょっとおもしろかったです。
あ、何でこんな歴史などの話をしたかって言うと・・・
今までのぼく達は、国を訪れる際調べる内容として、
その国への行き方・観光地・宿・食事・次の国への行き方
などで調べ物はいっぱいいっぱい、
その国の歴史を前もって調べることは少なかったんです。
しかし、こうやってブログを書くにあたって、
「この国はなんて説明したら、読者の方が興味を持つかな?」って事を考えたりするようになっていきました。
そうしてその国の事を調べていくうちに、歴史的な話を知ることになります。
そうすると自分達自信で、「あ、この話おもしろい!」「この歴史を知ってから行けば良かったー」ってこともチラホラ出てきました。
なので最近では、その国に入る前、もしくは入った直後に調べたりしています。
そうすることで、よりその国を楽しむことができるようになりました。
そしてその中でも、やはりよりおもしろいのが「未承認国家」。
なぜ未承認なのか、未承認たる理由がおもしろかったりするんです。
最近では、アゼルバイジャン領内にありつつ、アルメニアの統治下にある未承認国家「ナゴルノ・カラバフ」などもグッときました。
これは都市ですが、マレーシアのマラッカも、入れ替わり立ち代わり色々な国に占領されていたり。
悲しい戦争の背景もあるので、おもしろい!という表現もどうかと思いますが。
ということで、今後もその国の歴史的な話を調べながら、
世界一周をより楽しんで回ろうと思います!
そして、皆さんにも楽しんでもらえるように発信できればと思います∠( ˙-˙ )/
取り留めの無い文章で、失礼しましたー!
リアルタイム記事でした( ´_ゝ`)ノ
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コメント
コメント一覧
筆者様の思惑どおり、私は西アフリカ周辺の事すごく興味がありまして、題名につられ記事を読ませていただきました!笑笑
私はまだ中央アジアうろちょろしてて行くとしても1年後とかになるかもしれませんが、貴重なリアルなお話、時間がある時読ませてもらいます!^ ^
コメントありがとうございます!
釣りっぽいタイトルですいません笑
中央アジア良いですよねー!ぼく達も大好きで、世界一周後にもう1度行こうか迷ってるところです。
西アフリカはモーリタニアしか行かないので、参考になるか分かりませんが、
ブログはリアルタイムとズレがひどいので、本投稿は半年後くらいに書かせてもらいます!
もしこのブログを覚えてたら、またぜひ読みに来てください!笑
ありがとうございました!
今まで西サハラに興味を持ったことが無かったのですが、今回の記事を拝読してすごい興味が湧きました。貴重な情報をありがとうございます!
モーリタニア・セネガル・マリ・シエラレオネあたりは見てみたい場所がいくつかあり興味があるのですが治安が心配で僕らは行けないかもしれません・・・。
くれぐれもお気をつけて楽しんできてください!モーリタニア情報も楽しみにしてます!
モーリタニアの一番上の街までだけどね^^;
本当ならセネガルまで行きたかったけど、ここから折り返してモロッコに戻るよ。
おれも西サハラの話なんて前までは知らなかったし、調べてみて面白さに気付くことってあるよねー。
治安面は心配ではあったけど、とりあえずモーリタニアのヌアディブって街までは陸路で来ても大丈夫だったよ。
もちろん周りには気を付けてるけどね。
北アフリカ、西アフリカも楽しめたけど、今はこの後行くドイツでビールとソーセージを食べるってことで頭がいっぱいです笑
アフリカもドイツも楽しむねー!
まさか「西サハラはどこの国」で検索したら10番目に載っているなんてびっくりです!教えて頂きありがとうございます!
そうなんですよ(゚ロ゚)どこの国にも属していない不思議な地域です。